モデル建物法 全熱交換器の採用率について

モデル建物法で全熱交換器を採用する場合、全熱交換器を通過する外気量合計が取入外気量の80%以上ないと全熱交換器の採用を有とすることが出来ません。

ここでいう取入外気量は、計算対象建築物にある全ての空調対象室を対象として、その室の給排気バランスに影響を与える給排気送風機の風量の合計になります。

給排気バランスに影響を与える給排気送風機とは、その室に直接給気又は排気を行う送風機、及び、その室に直接給排気を行わずとも、その室に隣接した空間に給気又は排気を行うことでその部屋の静圧に影響を与える送風機等になります。

空調対象室に設置される給排気送風機のみが対象ではないので注意が必要となります。

umeyama

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株式会社設備技研 省エネ計算担当取締役 省エネ計算に携わることで、地球温暖化対策や設計事務所様の一助となれば幸いです。

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