省エネ適合性判定 換気機器表、照明器具姿図、衛生機器表・器具表について

換気機器表では、全熱交換器と送風機を確認します。

全熱交換器・送風機とも、設計風量、電動機出力(または消費電力)、高効率電動機の場合はその規格を確認します。

全熱交換器は、冷房時・暖房時の全熱交換効率も必要になります。

風量調整装置をもつ全熱交換器については、全熱交換を行う最大の風量時の全熱交換効率を計算書に入力となります。

 

照明器具姿図では、定格消費電力を確認します。

制御組込み型の場合は、制御内容も確認します。

 

衛生機器表では、給湯熱源の定格加熱能力、定格消費電力、定格燃料消費量を確認します。

衛生器具表では、電気温水器の定格能力、定格消費電力、設置箇所、台数や節湯器具の仕様を確認します。

機械設備特記仕様書で給湯配管の保温材の厚さも確認します。

 

定格能力、定格消費電力、定格燃料消費量等は、JISで規定された値であることも確認されるため、あわせてJIS番号の記載も必要になります。

JIS番号の記載がない場合でも、機器・器具のメーカー参考型番をいただければ仕様書や自己適合宣言書を弊社で用意しております。仕様書を添付すれば大体の審査機関はOKとなります。

仕様書の添付ではなく、機器表に記載してくださいという指示があることもありますので、出来るだけ機器表に記載がある方が望ましいです。

umeyama

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株式会社設備技研 省エネ計算担当取締役 省エネ計算に携わることで、地球温暖化対策や設計事務所様の一助となれば幸いです。

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