省エネ適合性判定 空調機器表について

空調機器表の冷房・暖房の能力、台数の記載は大体ありますが、消費電力は暖房低温時のみの数値、又は冷房・暖房の定格消費電力の数値の大きい方のみといったケースが多くみられます。

計算で使用する値は、熱源器の冷房・暖房の定格能力、定格消費電力、定格燃料消費量、台数となりますので、冷房・暖房の定格消費電力及び定格燃料消費量の記載もあるとよいです。

定格能力、定格消費電力、定格燃料消費量は、JISで規定された値であることも確認されるため、あわせてJIS番号の記載も必要になります。

※例えば、パッケージエアコンディショナ(空冷式)の場合、『定格能力・定格消費電力は  JIS B 8616 による』等

 

上記の記載がない場合でも、機器のメーカー参考型番をいただければ仕様書を弊社で用意しております。仕様書を添付すれば大体の審査機関はOKとなります。

仕様書の添付ではなく、機器表に記載してくださいという指示があることもありますので、出来るだけ機器表に記載がある方が望ましいです。

umeyama

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株式会社設備技研 省エネ計算担当取締役 省エネ計算に携わることで、地球温暖化対策や設計事務所様の一助となれば幸いです。

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