弊社で建築物省エネ法の計算書類を作成させていただいた実績をご紹介させていただきます。
【用途区分】共同住宅
【建設地】静岡県
【面積】3,000㎡
【計算方法】詳細計算
鉄筋コンクリート造5階建の共同住宅で、省エネの届出書と住宅性能評価の温熱等級4を取得するための書類を作成しました。
外皮平均熱貫流率及び冷房期の平均日射熱取得率の基準値は、建築物省エネ法と住宅性能評価の温熱等級4で同じ値となります。
屋根は外断熱で押出法ポリスチレンフォーム保温板3種t40、外壁は内断熱で吹付け硬質ウレタンフォームA種1Ht25(妻側の外壁のみt35)、最下階の床は押出法ポリスチレンフォーム3種t30、窓ガラスは単板ガラスでした。
単板ガラスですと等級4を満たすのは難しいことが多いのですが、窓面積の割合が少なく、またほとんどの熱橋部で断熱補強もしっかりしていたため、全ての住戸で基準値以内におさまっておりました。
設備は空調がルームエアコン、給湯器が潜熱回収型で照明は全てLEDで全住戸のBEIが1.0以下となりました。